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お役立ち情報

  • 添え字のビジネスマナー

    封筒には「請求書在中」や「親展」といった文言を記載することがあります。
    これにはどんな意味と役割があるのでしょうか。
    今回はこれらの封筒に記載する文言について取り上げます。


    添え字の意味


    添え字
    「請求書在中」や「親展」といった封筒の表に書かれる文言は「添え字」と言います。
    中に入っている書類がなんであるか示す「在中」が使われる書類は次のようなものがあげられます。

    ・契約書
    ・請求書
    ・見積書
    ・領収書
    ・納品書
    ・応募書類

    どれもビジネスにおいて重要な書類です。
    また「親展」という添え字は「宛名となっている本人が自分で封を切って読んでほしい」ということを示すものです。
    そのため、親展の封筒には、他人に封が切られた場合にそれがわかるように封印(緘(かん)、〆や締の文字、はがすと後が残るシール)が押されていることがほとんどです。 本人のみに読んでもらいたい工夫の表われですね。

    添え字の役割


    添え字
    こうした添え字の役割は書類の重要性を伝えることです。
    企業に届くDMや封書の数は膨大です。
    そんな中で送付した書類が埋もれないために、添え字でその重要性を分かりやすく伝えるのです。
    「〇〇在中」という文言があれば、何の書類か一目瞭然で分かり、担当者に書類が渡りやすくなります。
    同時に、重要な書類であることが分かれば、相手の手元に届くまで丁寧に扱ってもらえる可能性が高まります。

    万一にも送付した封書が紛失することがないよう、自分のための保険と相手への配慮が詰まったものが添え字なのです。

    添え字を書く位置


    添え字
    先にも挙げたように添え字の文言は「〇〇在中」や「親展」等ある程度決まっているため、スタンプも販売されています。
    もちろん手書きで書いても構いません。
    表記方法にこれといった決まりはないのですが、一般的な記入方法、押印位置がどこであるかご説明します。


    ■記入するタイミング
    添え字は書類を封筒に入れる前に記入もしくは押印しましょう。
    書類を入れたあとに書くと、中の書類にインクが染み込んだり文字の跡が付いてしまう可能性があります。
    忘れがちなポイントですので気を付けてください。

    ■ 色
    添え字は郵便の取り扱い上の文言ではないため色に取り決めはなく、赤でも黒でも青色でもどれでも問題ありません。
    しかしながら、宛名や住所と同じように黒で書いてしまうと目立たなくなってしまうため、手書きで記入する場合には赤の油性ボールペンを使用するのがおすすめです。
    また、金銭が絡む書類「見積書在中」や「請求書在中」の場合は青色が使用される傾向があります。

    ■記入位置
    ほかの文字と被ってしまったり、見づらい位置に書いてしまったりすると添え字の意味がなくなってしまいます。
    縦書きの封筒であれば左下に、横書きの封筒であれば右下に記載するようにしましょう。

    ■四角く囲む
    スタンプの場合は既にそのように作ってありますが、手書きの場合は添え字の周りをまっすぐな線で四角く囲みましょう。
    枠で囲むことで添え字を目立たせる効果があります。
    なお、枠を書く際は手書きではなく定規を使用してください。
    重要な書類であることを念頭に、真っ直ぐできれいな枠で囲うよう心がけます。


    添え字
    以上、添え字のビジネスマナーでした。
    規則として厳密に決まっているわけではありませんが、取引先企業との円滑なやり取りをするためにもぜひ参考にしていただけると幸いです。

    BUSINESS名刺印刷所では封筒印刷も承っています。
    封筒の中身が見えない「ミエナイ白」等の用紙も取り揃えておりますので、お気軽にご相談ください。

    ◆ 関連記事 ◆
    「 パンフレットとリーフレットの違い 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/pamphlet210727/

    「 会社の名刺にひと工夫。固いイメージを柔らかくアレンジ 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/arrang/

    「 各国の名刺文化の違い 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/culture201215/

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  • 残暑お見舞いの豆知識

    PCの普及に加えてSNSの利便性により、手書きで他人に挨拶や気持ちを伝えることがなくなって久しい状況です。
    そのうえ「虚礼廃止」に乗っかって、年賀状、暑中見お舞い、残暑お見舞いを書くという風習も廃れつつあると言っても過言ではないでしょう。
    今だからこそ見直したいこの風習。
    灼熱の真夏が少しずつ遠のくのを感じながら、大切なあの人に時候の挨拶を手書きで書こう、心を込めて生きた言葉で感謝を込めて書いてみよう。
    その場合にはせっかくですから、伝統的な正統派の品格を備えた心に沁みる残暑お見舞いを書きたいものですね。


    残暑お見舞いの歴史


    残暑お見舞い
    残暑お見舞いは、残暑の厳しさが残る時期に相手の体調等を気にして送るものです。
    元来、体調を崩しやすい夏場であり、1年の変わり目であると考えられたお盆の時期は、贈答品を手にご機嫌伺いに挨拶周りをする風習がありました。
    それが簡略化して郵便で挨拶伺いのはがきを出すようになったのです。
    したがって、残暑お見舞いは相手の体調等を気遣い、こちらの近況報告も行います。
    暑中お見舞いと残暑お見舞いは期間が近いのでどちらか一方出せばよいとされています。

    残暑お見舞いを送る時期


    残暑お見舞い
    暦の上で立秋(8月8日頃)~8月末頃までに、遅くても処暑の候(9月7日頃)までには届くように送るものとされています。
    残暑は暑さが残る時期という意味ですから、その年により異なり、残暑が終わる明確な日付はありません。
    一般的に8月中、暑さが長引く年には上述のように9月に入っても残暑とされることがあります。
    特に昨今のように9月半ばを過ぎても猛暑日が続く場合、9月に出すことも多々あるでしょう。

    残暑お見舞いを出す効用


    残暑お見舞い
    授業や仕事でしかペンを執ることがなくなってきた我々が残暑お見舞いを出す、そこにはただの挨拶だけではなく何らかの副次的な効果が期待されます。
    例えば大切な友人。良くしてくれたのに住所さえ告げずに慌ただしく転居、以来年賀状も出していなかった…。
    残暑お見舞いは暑くて忙しい真っ最中で誰もが臨戦態勢だからこそ、あまり人が出さない分、多忙な相手を安らげる印象に残りやすいものです。

    普段それ程交流のないビジネスの相手などに送ると、誠意ある人だと思われるでしょう。

    このように、残暑お見舞いを出すメリットは、単に伝統を踏襲するばかりか、連絡を取り合っていなかった友人や恩師、現在は交流がなくなった仕事上の付き合いの人など、縁遠くなっていた相手に出すほど高くなります。
    また、現状報告も兼ねるため、結婚や引っ越しなどの連絡を一度に済ませることもできて便利でもあります。

    残暑お見舞いに記載すべき内容


    残暑お見舞い
    残暑お見舞いに記載すべき内容は、大きく分けて以下の4つとなります。


    ① お見舞いの挨拶
    残暑お見舞い申し上げます、残暑お伺い申し上げます等。

    ② 時候の挨拶から始まる主文
    時候の挨拶と相手の体調を気遣う言葉。自分の仕事やプライベートの近況。

    ③ 結びの挨拶
    相手への気遣い、無事を思いやる一言。

    ④ 日付
    日付は入れず、年数(令和)の下に、残暑お見舞いの場合「晩夏、立秋、葉月」などの言葉を書く方が風流です。


    文例の詳細は書籍としてもネットにも詳しく載っています。
    ただ、形式に囚われて無難で味気ない内容になるよりは、自分の気持ちが相手に伝わることが何よりです。

    また、戴いた残暑お見舞いに対しては嬉しい気持ちを盛り込み、相手の体調を気遣いながらきちんとお返事のご挨拶をしましょう。

    戴いた残暑お見舞いの利用法


    残暑お見舞い
    疎遠になっていた人や新しく付き合いを始めた方からいただいた残暑お見舞いは、送り主の住所を記録していない可能性が高いので、アドレス帳に追加しましょう。
    アドレス帳に追加する時間の取れないときは、ファイルに入れてとりあえずの住所録にします。

    また、忙しさの中でふと立ち止まらせてくれた残暑お見舞い、この際出してくれた人も呼んで一度集まりませんか?
    いつか会える、そう思って数年、やがて多忙でそれどころではなくなる可能性も大です。
    残者お見舞いをきっかけに再会が果たせるのであれば、最高の利用法ではないでしょうか?

    残暑お見舞いをどのようにして破棄するか


    残暑お見舞い
    残暑お見舞いを破棄する場合は、それによって相手の情報を永久に失ってしまわないように確認し、どうしても取っておきたいものだけ取り分けてから、シュレッダーにかける必要があります。
    個人情報の取り扱いには十分に注意しなくてはいけません。

    また、万一に備えて、シュレッダーにかける前にすべてのはがきをスキャンしてデータ化しておくのもおすすめです。

    残暑お見舞いについてのまとめ


    残暑お見舞い
    残暑お見舞いの豆知識について概観しました。
    残暑お見舞いは今や廃れつつある風習だからこそ逆に典雅で人目を惹きます。
    直筆の文字に人間らしさが醸し出されます。
    猛暑と仕事ではやる気持ちを鎮めて、コロナ禍で誰もが疲れ切っている今、自分のリセットの意味も込めて残暑お見舞いをしたためてみませんか?

    ◆ 関連記事 ◆
    「 知っておきたい暑中見舞いの作法 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/shochu20210713/

    「 暑中見舞いの歴史 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/sg-card/

    「 暑中見舞い・残暑見舞い 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/暑中見舞い・残暑見舞い/

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  • パンフレットとリーフレットの違い

    販促やイベントなどで使われるパンフレットとリーフレット。
    どちらも様々な情報が載っている便利な印刷物であることは間違いありませんが、意外とこの2つの違いをご存じない方も多いのではないでしょうか。
    そこで今回はパンフレットとリーフレットの違いと、その活用法についてご紹介します。


    パンフレットとリーフレットの違い


    パンフレット リーフレット
    パンフレットとリーフレットの最も大きな違いは構成している紙の枚数です。
    パンフレットは複数の枚数が綴じられているのに対し、リーフレットは一枚の用紙を折って作られます。
    代表的な形でいうと、真ん中がホッチキスで綴じられた仮綴じの状態の冊子がパンフレットで、長い一枚の紙をパタパタと二つ折りや三つ折りにしてあるのがリーフレットです。 ちなみに、きちんと製本された情報冊子はカタログ、折らない一枚刷りはチラシと言います。

    パンフレットのメリット


    パンフレット リーフレット
    パンフレットの枚数はUNESCOでは「表紙を除いて5ページから48ページまでのもの」と定義付けられています。
    ある程度自由にページ数が設定でき、多くの情報を盛り込むことができるのがパンフレットのメリットです。
    商談の場で説明しながら必要なページを開いて見せたり、興味のある方に持ち帰ってゆっくり読んでいただくなど、会社案内や商品紹介の冊子としてよく使われます。

    リーフレットのメリット


    パンフレット リーフレット
    一枚の紙を折って作られているものはすべてリーフレットです。
    二つ折りや三つ折り、蛇腹折りなど、紙の折り方には様々な種類がありますが、折ることでページを分け、しっかりと情報の整理をすることができます。
    リーフレットのメリットはコストが安く抑えられることと、「1枚の紙」と「折り」という特徴を駆使してデザインを工夫できることです。
    例えば広げると大きな一つの絵ができるデザインにしたり、折り方を工夫してより読みやすい紙面にしたり、奥が深い印刷物です。
    リーフレットは持ち運びやすくピンポイントで情報を伝えるのに最適なツールなので、新商品の広告やキャンペーン、イベントの告知など幅広い場面で使われます。

    パンフレット リーフレット
    以上、パンフレットとリーフレットの違いでした。
    パンフレットとリーフレットを活用する上では使い分けが重要なポイントです。
    どんなシーンでどんな人に読んでもらいたいのか、目的やターゲットをご相談いただければ適切な印刷形式をご案内させていただきます。
    お気軽にお問合せください。

    ◆ 関連記事 ◆
    「 挨拶状とは ― 挨拶状の由来、歴史 ― 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/greetings/

    「 冊子印刷の歴史と活用方法 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/booklet201225/

    「 暑中見舞い・残暑見舞い 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/暑中見舞い・残暑見舞い/

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  • 知っておきたい暑中見舞いの作法

    日頃お世話になっている人に、今年は暑中見舞いを送ってみようという方もいることでしょう。
    しかしいざ書こうとしても、どんな内容を書けばよいのかわからないという方もいるかもしれません。

    そこで今回は、暑中見舞いの作法から管理に関することまでをご紹介します。初めて暑中見舞いを出す方も失礼にならないように作成できると思います。


    そもそも暑中見舞いを送る理由は?


    暑中見舞い
    暑中見舞いを送るとなると、その文面をどうしようかと悩むかもしれません。
    そこで知っておきたいのは、そもそも暑中見舞いはなぜ送るのかということです。その理由がわかれば、どんな文面にすればよいのかが作法も含めてわかることでしょう。

    暑中見舞いは暑さが厳しい夏の時期に、「相手の安否伺いや自分の近況報告をする」のが目的です。
    そのため暑中見舞いの文面には、相手への気遣いをする一文を入れるのが作法となります。
    あとは自由に、自分の近況を含めて書きたいことを書けばよいでしょう。それが、相手に向けた自分の近況報告にもなるからです。

    暑中見舞いを送るべき人はいる?


    暑中見舞い
    暑中見舞いは送るべき人、送らないと失礼にあたるような人は特にいません。身の回りの人や、日頃から取り引きのある相手先企業など送りたい人に送りましょう。

    あるいは、しばらく音沙汰のない知人に送るのもよいものです。事業をしている人であれば、お客様にお送りするのもよいですね。
    暑中見舞いは知り合いなどの「安否確認」という目的がありますが、リピーターを確保するための「ツール」にもなり得ます。

    暑中見舞いが届いたら返事を出すもの?


    暑中見舞い
    暑中見舞いが届いたら、返事を出すのが大切な作法です。
    暑中見舞いは相手のことを気遣って送るものなので、その気遣いに対する返事をするという意味を込めて送りましょう。

    立秋前に相手に届くのであれば暑中見舞いで、そうでなければ8月のうちに届くように「残暑見舞い」を送るのが作法です。

    暑中見舞いの書き方に注意点はある?


    暑中見舞い
    暑中見舞いには次のような構成があります。

    ・挨拶
    ・時候の挨拶
    ・主文(自分の近況報告)
    ・結びの言葉(相手を気遣う言葉)
    ・日付

    ■挨拶
    挨拶がふたつありますが、最初の挨拶は「暑中お見舞い申し上げます」と入れます。1番大きな文字で書きましょう。
    暑中見舞いなどの挨拶状は基本的に句読点(「、」と「。」)はつけません。

    ■時候の挨拶
    時候の挨拶とは季節感を伝える文章になります。
    「暑さが厳しい日々が続きますが」などで始まります。ここに相手を気遣う文章が入るので、「お変わりなくお過ごしでしょうか」といった文章で終わります。

    ■主文(自分の近況報告)
    次に主文ですが、ここには自分の近況を書きます。
    「相変わらず〇〇しながら過ごしております」などと書きましょう。

    ■結びの言葉(相手を気遣う言葉)
    結びの文章はもう一度、相手を気遣うひと言を入れます。
    「くれぐれもご自愛ください」などという言葉で終えます。

    ■日付
    最後に日付と、「盛夏」と書いて暑さが続く時期であることを表します。

    以上を守れば作法としては問題なく暑中見舞いを送ることができます。

    暑中見舞いはいつ出すか


    暑中見舞い
    暑中見舞いは出す時期を間違えると失礼にあたるので、いつ出せばよいのかを把握しておきましょう。

    暑中見舞いは梅雨が明けてから送るのが、気候的にもよいとされます。
    そこで大体7月20日ごろから立秋の8月7日までが、作法的には暑中見舞いを出すのに適する期間となります。

    もし時期を過ぎてしまった場合には、「残暑見舞い」を送りましょう。

    暑中見舞いはどのように破棄するか


    暑中見舞い
    暑中見舞いは年々増えていくので、いつかは処分することになるでしょう。
    その破棄の方法ですが、個人情報になるのでシュレッダーで裁断しておきたいものです。
    ただしせっかく頂いた暑中見舞いをそのまま破棄してしまうのはもったいないものです。そこで処分する前にはスキャナーでデータ化しておくことをおすすめします。

    暑中見舞いのおすすめの管理方法


    暑中見舞い
    もらった暑中見舞いは「はがきケース」や「はがき用クリアファイル」などに収納して管理しておくと手間がかかりません。送り先ごとにまとめることができれば、経年による変化などを確認することもできて便利です。

    破棄する前にはスキャンしてデータ化しておけば、さらに簡単に管理できるようになります。スキャナーがなければスマホを使っても、アプリなどで簡単にスキャンできます。

    まとめ


    暑中見舞い
    暑中見舞いはお互いの近況報告といった役割も持つ便利なツールであることがわかります。
    その目的がわかれば、どのように書けばよいのかもわかると思います。
    さらに暑中見舞いはうまく管理をすることで、普段は連絡を取り合わない人の状況を気遣うことも可能となります。

    BUSINESS名刺印刷所では暑中見舞いや残暑見舞いも取り扱っております。
    ビジネスでもプライベートでも使いやすいテンプレートを取り揃えておりますのでお気軽にご注文くださいませ!

    ◆ 関連記事 ◆
    「 挨拶状とは ― 挨拶状の由来、歴史 ― 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/greetings/

    「 暑中見舞いの歴史 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/sg-card/

    「 暑中見舞い・残暑見舞い 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/暑中見舞い・残暑見舞い/

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  • カレンダーの豆知識

    ビジネスや日常生活において一日に何度も目にするカレンダー。
    販促ツールとしても優秀で年末のご挨拶の際にお渡ししたり、逆にいただいたりすることもあります。
    今回はそんなカレンダーの知っているようで知らない豆知識をご紹介します。


    暦とカレンダーの語源


    カレンダー 印刷
    暦は「日読み(かよみ)」が転じた言葉です。
    「日読み(かよみ)」の「日(か)」は、二日(ふつか)、三日(みっか)、四日(よっか)、五日(いつか)……の「日(か)」で、日を表します。
    そして「読み」は数えること。
    日を数える日読みが暦に変化したと言われています。

    カレンダーは外来語で元々は英語であることは皆様ご存じの通りです。
    英語の「calendar」の語源は、帳簿をラテン語の「Kalendarium」です。
    そしてさらに「Kalendarium」の由来となった言葉がローマ歴で「毎月最初の日=朔日(ついたち)」を意味する「Kalendae」です。
    古代ローマでは利益の計算や利息の支払いが毎月朔日に定められていました。
    毎月の帳簿は朔日に改めるため、そこから「カレンダー」が生まれたと言われています。

    土曜日が青い理由


    カレンダー 印刷
    カレンダーでは土曜日は一般的に青色で印刷されています。
    これはなぜでしょうか。
    土曜日が青色になったのは1973年(昭和48年)の第一次石油ショックの時期からです。
    当時の日本では原油の価格が高騰し、売り場からトイレットペーパーがなくなるなど大混乱を極めました。
    そして、日本全体で節約のムードが高まり、土曜日を休業日とする企業が増えました。
    週休2日制になればその分、電気や備品を消費することがなくなるからです。
    そんな世情を反映し、カレンダーも週休2日制に対応するものが作られることになりました。
    そこで問題になるのが土曜日を何色で印刷するか、です。
    それまでのカレンダーは休日を赤色、平日を黒色で印刷していました。
    では土曜日は?
    この色選定で関わってくるのが印刷技術の都合です。
    フルカラーと呼ばれる印刷物はCMYK(C:シアン、M:マゼンタ、Y:イエロー、K:ブラック)の4色の混ぜ合わせで表現されます。
    簡単に表現すると青色、赤色、黄色、黒色の4色のインクだけで、印刷されるすべての色を表現しているのです。
    当然ながら混ぜ合わせて表現した色よりも、単色で表現したものの方がきれいに印刷できます。
    そして、カレンダーではすでに赤色と黒色のインクは使われています。
    残った色は青色と黄色ですが、黄色は地の色の白と対比するとあまり目立ちません。
    こうして土曜日は消去法で青色となったのです。

    カレンダーのバリエーションと曜日


    カレンダー 印刷
    カレンダーのバリエーションは14パターンです。
    1月1日が月曜日から日曜日までのパターンで7通り。
    そしてうるう年かどうかで2月の日数が2パターンあるので7×2で14パターンと言うわけです。
    印刷会社がこんなことを言うのもどうかと思いますが、年が入っていないカレンダーを14パターン用意すれば一生使えるわけですね。
    また、2月以外の偶数月の月と日にちがぞろ目になる日は必ず同じ曜日になります。
    つまり、毎年4月4日、6月6日、8月8日、10月10日、12月12日は同じ曜日です。
    これはそれぞれの間の日数が30日+31日+2日で63日になるため。
    63は7で割り切れる数字なので同じ曜日になるのは当然ですね。

    以上、カレンダーの豆知識でした。
    BUSINESS名刺印刷所では卓上カレンダーを販売しております。
    宣伝や販促のツールとして是非、ご検討くださいませ!

    ◆ 関連記事 ◆
    「 カレンダー(その1)「暦」 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/calendar2020/

    「 カレンダー(その2)「歴史・由来」 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/calendar2020-2/

    「 チラシ(フライヤー)とは 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/flyer2020/

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  • 名刺交換の作法、カンペキですか? 受取前後の扱いまで完全網羅

    名刺 交換
    オンラインの会議も多くなりましたが、名刺交換の作法は社会人ならおさえておきたいところ。
    実際に交換する前に同期同士や社内で練習しておくと、スムーズに交換できます。
    ふさわしい受け渡し方法を時系列でご紹介。
    ついやってしまいがちなNGマナーも掲載しているので、チェックしてみてください。


    名刺交換の作法を時系列でチェック


    では、名刺交換が実際どのように行われるべきかを時系列で見ていきましょう。
    まず、名刺交換は基本的に立ったまま行います。
    一連の流れをスマートにこなせるようよく覚えておいてくださいね。

    名刺を渡す時


    名刺 交換
    名刺は相手が読みやすい方向に向けて、両手で差し出します。
    スムーズに交換できるよう、あらかじめ名刺入れを取り出しやすいようにしておきましょう。
    全員が集まってから慌てて名刺入れを探すということのないよう、事前に準備しておくことが大切です。
    交換の際は、名刺を差し出しながら「××会社△△部署の〇〇です。」のように所属と氏名を名乗りましょう。
    相手が名刺を差し出している場合は、相手の名刺よりも低い位置に差し出します。

    名刺を受け取る時


    名刺 交換
    名刺は「ちょうだいします」と言いながら両手で受け取ります。
    自分が名刺を差し出している場合は、交換時のみ片手で扱ってすぐに両手に持ち替えましょう。
    受け取った名刺はすぐにしまわず、きちんと紙面を確認するようにします。
    相手の氏名の読み方が分からない時は、ここで聞いておくと会議や商談が進めやすくなります。
    「〇〇さまですね、よろしくお願いいたします」などと名刺の名前を復唱すると、より丁寧な印象になります。

    名刺を出すのが遅れてしまった時


    名刺 交換
    名刺を同時に交換する場合は、目下の人から名刺を差し出すのがマナーです。
    しかしながら、時には目上の人から先に名刺を差し出されることもあるでしょう。
    そんな時は、差し出している目上の人を待たせないため、先に受け取るのが正しい作法です。
    受け取ってから「申し遅れました」の一言を添えて改めて自分の名刺を渡すようにすればOK。
    マナーの基本にとらわれすぎて、却って失礼にならないよう柔軟な対応を心がけてください。

    名刺を受け取ったら:机に置く時の作法


    名刺 交換
    名刺を机に置く時は、「自分から見て左側」、「名刺入れの上」に置きます。
    複数人で名刺交換を行なった場合は、名刺入れの上に重ねるのではなく席順に並べておきましょう。
    この場合は、一番立場が上の人の名刺のみ名刺入れの上に置くようにします。

    名刺のしまい方


    名刺 交換
    基本的に、いただいた名刺をしまうのは会議や商談が終わった後です。
    すぐにしまうと「早く帰りたい」という意思表示になってしまうため、相手がしまうのを待ってからにしましょう。
    財布やポケットにしまうのではなく、名刺入れにしまいます。
    しわくちゃになったり紛失したりしそうなところにしまうのは、相手の名刺をぞんざいに扱っていることになってしまうので避けましょう。

    名刺交換の際にやってはいけないNGマナー


    名刺 交換
    名刺交換でやってはいけないことは「相手の名刺をないがしろにすること」と覚えておくと良いです。
    例えば、次のような行為に気をつけましょう。

    ・相手の名刺の上に書類を広げない
    ・相手の名刺のロゴ部分に指をかけない
    ・しわや破れのある名刺を渡さない

    これらはいずれも、名刺を軽んじる行為であり、ひいては相手を尊重しない態度ということになってしまいます。
    自分の名刺を雑に扱うのも、相手を尊重しないことにつながりますので、自分の名刺も大切に扱いましょう。

    名刺ケースを使ってきれいに保管しよう


    名刺 交換
    名刺は、財布やポケットなどで保管せずに名刺ケースを使うようにします。
    その方がきれいな状態で名刺を持っておける上、個人情報を正しく管理しているという印象を与えることができます。
    名刺入れは100円ショップで買えるものからブランドのものまで、価格やデザインは多種多様。
    汚れてきたら適宜交換するなど、こちらも清潔感を心がけて使うようにしましょう。

    うっかり名刺切れ!そんな時の対処法


    名刺 交換
    名刺切れは本来マナー違反です。
    しかし時には止むを得ないこともあるでしょう。
    その場合は、名刺切れを謝罪してから口頭で会社名、部署、氏名を伝えます。
    そして、帰社後なるべく速やかに名刺を郵送する、メールなどで改めて伝えるなどの対応をとりましょう。

    名刺は発注から社員一人ひとりの手元に届くまで、ある程度の時間がかかります。
    名刺切れをなるべく起こさないように、手持ちの名刺が少なくなったら早めに社内申請する習慣をつけておきましょう。
    手元にある時には「こんなに配れるかな」と思う名刺ですが、複数人で交換する機会が多い職場や職種はかなりの短期間で名刺が減っていくものです。
    名刺切れのまま何件も訪問しなければならない、という事態を防げるよう、自分の名刺の枚数をきちんと把握しておくようにしましょう。

    ◆ 関連記事 ◆
    「 名刺の整理の方法 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/o-method-210528/

    「 ビジネス名刺とプライベート名刺の違い 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/b-p-20210312/

    「 名刺を自作する! 印象的な差がつく名刺を作るための作成ノウハウ 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/know-how-20210217/

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  • 名刺の整理の方法

    名刺 整理
    今までに交換した名刺の数はどれくらいでしょうか。
    古いデータになりますが、2010年に株式会社キングジムが20歳から49歳の営業職の男性500名に対して行った「名刺に関する意識調査」では、1ヶ月でもらう名刺の枚数の平均は「13枚」、社会人になってから今までにもらった名刺の枚数の平均は「1,173枚」であるという結果がでました。
    年齢ごとに比較すると20第平均は392枚。40代の平均は2,074枚ということです。
    受け取った名刺が減ることはないので当然の結果ですが、かなりの枚数であることが分かります。

    さて、皆様は受け取った名刺をどのように整理しているでしょうか。
    今回は名刺の管理方法・保管方法をいくつかご紹介します。


    名刺交換直後の一工夫


    名刺 整理
    名刺整理の時によくあるのが「この名刺はどなたの名刺だったっけ……」という、名刺をいただいた相手を忘れてしまうことです。
    それを防ぐためには、名刺交換後なるべく早くに交換した相手の情報を余白部分に書き込むことです。
    いただいた名刺にメモをするのに気が引ける方もいらっしゃるかもしれませんが、名刺はあくまで相手に自分を覚えてもらうためのビジネスツールです。
    顔と名前を一致させ、相手のことを忘れないためにもメモを書き込むことをおすすめします。

    名刺 整理
    メモの内容としては、名刺交換をした日付、場所、要件、相手の特徴、盛り上がった話題のキーワード等がよいでしょう。

    また、こういったことを逆手にとって、自分の名刺を相手に覚えてもらいやすいように工夫するのもおすすめです。
    あらかじめ顔写真や似顔絵イラストを入れたり、趣味を入れたりすると、相手が名刺を見返したときに一目で「あの人だ!」と思い出してもらえます。

    アナログな名刺の整理術


    名刺 整理
    ■五十音順に整理
    多くの名刺整理グッズは五十音順に名刺を整理することを想定して作られています。 国語辞典のように使えるため、相手の顔と名前が一致している場合には最も効果的な名刺整理の方法といえるでしょう。
    よく連絡を取る方の名刺は五十音順に整理すると良いかもしれません。

    ■時系列に整理
    名刺交換をした順に並べて整理することで、名刺交換をした時期から相手を思い出すことができます。
    交換したその日に何も考えずファイルするだけなので最も手間がかからない方法です。
    交換する名刺の数によって3ヵ月毎や半年毎、1年毎等で分類しておくと、より名刺を探しやすくなります。

    名刺 整理
    ■業種別に整理
    お付き合いのある業種が多い方は業種別に整理することをおすすめします。
    例えば編集者であれば「デザイナー」や「カメラマン」、「ライター」といったように仕事の種類ごとに分類することで、連絡を取りたい人の情報を素早く探すことができます。

    ■企業名毎に整理
    1つの企業でお世話になっている人が数多くいる場合、企業名毎に整理するのも有効です。
    人事異動等で名刺が変わり、同じ人と幾度か名刺交換をする機会があった際に、以前いただいた名刺を破棄し、新しい名刺をファイリングしなおすのがとても容易になります。

    デジタル名刺な名刺の整理術


    名刺 整理
    名刺管理アプリを使う方法です。
    スマートフォンのアプリとしてサービスが提供されているものが多いため、「スマホで取り込み、パソコンで探す」という使い方が可能です。
    どんなに名刺が増えてもかさばらず、必要な名刺を一瞬で検索することができます。

    デメリットとしてはすでに膨大な数の名刺を有している場合、最初の取り込みが大変であること、でしょうか。
    しかしながら、それを乗り越え「名刺交換をしたらすぐにスマホで取り込むこと」を癖付ければ名刺管理アプリは名刺整理の強い味方になってくれます。

    ◆ 関連記事 ◆
    「 ビジネス名刺とプライベート名刺の違い 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/b-p-20210312/

    「 名刺を自作する! 印象的な差がつく名刺を作るための作成ノウハウ 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/know-how-20210217/

    「 こだわりで差をつける! 加工名刺 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/processing20210119/

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  • ビジネス名刺とプライベート名刺の違い

    ビジネスシーンで必要不可欠なアイテムが名刺です。
    その役割は、自分の名前や所属、連絡先などを相手に伝える自己紹介ツールとして、挨拶や会話のきっかけとして、事業の宣伝ツールとしてなどいろいろあります。

    最近ではビジネスだけでなく、趣味のサークルやボランティアなどの活動などでプライベート用の名刺を持っている人も多いですが、ビジネス名刺とプライベート名刺では違いがあるのでしょうか。
    それぞれの名刺を作る際のポイントと合わせて解説します。



    ビジネス用とプライベート用の名刺の違い

    名刺

    ビジネス名刺の一番の役割は、自分の所属やその中での立場、連絡先などを渡した相手に伝えることです。
    ビジネスにおいては双方の信頼関係が重要となるので、自分がどんな人物であるのかを相手に伝える必要があります。

    一方でプライベート名刺では、電話番号や住所などの個人情報を記載すると悪用される可能性もあります。
    誰に名刺を渡すかによって、どこまで個人情報を記載するかについては慎重に検討することが大切です。

    ビジネス用の名刺を作る際のポイント


    「メラビアンの法則」というのをご存知でしょうか。
    メラビアンの法則は、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した概念で、話し手が聞き手に与える影響のうち「視覚情報」が55%を占めるというものです。

    名刺も同じで、全く同じ内容であっても、用紙やフォント、デザインなどの違いによって相手に伝わるイメージが大きく違ってきます。
    そのため、ビジネス用の名刺を作る際には、会社や業務内容のイメージに合った名刺を作ることが大切です。ポイントをいくつか紹介しましょう。

    名刺
    ▶用紙の厚さ
    名刺は用紙の材質だけでなく厚さによってもイメージが異なります。
    一般的に厚みのある用紙を使うと、相手に高級感や信頼感を与えることができます。
    しかし、あまり厚い用紙だとかさばるため、薄い名刺入れにはたくさん入れることができません。
    受け取った相手も同様で、厚すぎる用紙の場合には迷惑に思われる可能性もあります。

    薄い用紙を使うと、軽やかで親しみのあるイメージになるため、気軽に利用して欲しい商品やサービスの業種に向いています。
    相手にスタイリッシュな印象も与えることができます。
    しかしながら、あまり薄すぎると折れ曲がったりチープな印象になってしまうこともあります。

    名刺
    ▶用紙の材質
    名刺に使用される用紙は様々ですが、BUSINESS名刺印刷所では名刺印刷に特化した14種類の用紙を取り揃えています。 その中でも特におすすめなのが下記の材質です。

    ■マシュマロCoC ホワイト
    マシュマロのようなきめ細かいツルツルすべすべとした肌触りに新雪のような白色度が特徴の最高級上質紙です。
    高級感を演出したい場合やアート関係でのご利用に最適です。

    ■ホワイトプリンス
    薄口の用紙です。コシがあるので薄さに対して折れ曲がりにくい性質を持っています。
    営業マンなど常に名刺を大量に持ち歩く方に向いています。

    ■ミセスB スーパーホワイト
    デザインにこだわりたい方に特に人気があるラフ・グロス系の中でも代表的な用紙です。
    手触り感のあるマットな紙面と印刷面のグロス感のコントラストが強い個性を演出します。

    ■しこくてんれい
    片面に白銀の羽のような繊維模様があるとても上品な用紙です。
    和風テイストや落ち着きのあるフォーマルな印象を与えます。
    羽の模様は片面のみなので、ご注文時には印刷面をご指示ください。

    名刺
    ▶フォント
    文字の大きさや太さ、書体によって見やすさだけでなく全体のイメージが変わります。
    そのため、ビジネス名刺の場合には、ビジネスにふさわしいフォントを選ぶようにしましょう。

    BUSINESS名刺印刷所では6種類のデフォルトフォントをご用意しております。
    それぞれ相手に与える印象が異なるので、目的に合わせて選ぶようにしましょう。
    書体を複数使用するとまとまりのない印象になります。
    名刺で使用する書体は1~2種類にするようにします。

    ▶デザイン
    ビジネス名刺の場合、記載する情報が多いため、窮屈で印象に残らないデザインになりがちです。
    目立たせたいからといってイラスト、罫線、文字色などを使いすぎるのは要注意。
    名刺に記載する情報を整理して、余白を取って見やすくすることが大事です。

    ビジネス名刺はどうやって作ったらいい?


    名刺
    自宅のパソコンとプリンターで名刺を印刷する方法もありますが、用紙代やインク代などの名刺1枚当たりのコストは高くなります。
    少ししか使用しないプライベート用の名刺の作るケースでは自宅で印刷するのもおすすめですが、たくさん使うビジネス用の名刺の場合には専門の印刷業者に発注する方がお得です。

    BUSINESS名刺印刷所では、500点以上のデザインテンプレートから、あなたの会社や業種のイメージにぴったりのデザインを選ぶことができます。
    色の変更やロゴやQRコード、顔写真などの追加も無料でできるので、簡単にオリジナリティのある名刺が作れます。
    また、どうしてもデザインのイメージがわかない、より個性的な名刺を作りたいといった場合には、デザイン制作から対応することもできます。
    ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ!


    ◆ 関連記事 ◆
    「 オシャレでかっこいい名刺を作るためのアイデア10選 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/cool20210326/

    「 名刺を自作する! 印象的な差がつく名刺を作るための作成ノウハウ 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/know-how-20210217/

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    https://www.btool.jp/extra/tips/processing20210119/

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  • オフセット印刷とオンデマンド印刷の違い

    名刺制作の際によく選ばれる印刷方式として「オフセット印刷」と「オンデマンド印刷」があります。
    BUSINESS名刺印刷所で採用している印刷方法はオンデマンド印刷ですが、これら2つにはどのような違いがあるのでしょうか。
    それぞれの特徴とメリット、デメリットを見ていきましょう。


    オフセット印刷とは


    オフセット印刷は現代で最も代表的な印刷技法の一つです。
    書籍や商業印刷、美術印刷にもよく採用され、私たちが印刷物と聞いてパッと思い浮かべるもののほとんどが、このオフセット印刷によって刷られています。
    その仕組みは言葉で説明するより、下のイラストを見ていただいた方が分かりやすいでしょう。

    オフセット印刷 オンデマンド印刷
    刷版にインクを付けて紙に印刷していくのですが、この刷版は直接紙に触れません。
    ブランケット胴というゴムを巻きつけたローラーに一度インクが移り、ブランケット胴を介して紙にインクが再び転写されます。

    刷版からブランケット胴へインクを移す=「オフする」
    ブランケットから紙へインクを転写する=「セットする」
    この工程を経る為オフセット印刷と呼ばれているのです。

    版画を想像してみてください。彫った版にインクをつけて紙に押し付けると絵が左右反転しますよね。
    左右反転した絵をもう一度紙に転写するとどうでしょう?
    反転したものがまた反転して、最初の版と同じ状態になります。
    オフセット印刷で行っていることはこれと同じで、刷版と同じ印刷物を作っているわけです。

    オンデマンド印刷とは


    オフセット印刷 オンデマンド印刷
    オンデマンド印刷は必要な時に必要な部数を印刷する方法や仕組みを示す用語です。
    印刷技法そのものを指す言葉ではなく、「オンデマンド印刷機」と呼ばれるデジタル印刷機で行う、短納期・小ロット印刷を指しています。

    その特徴は版を必要とせず、原稿データを印刷機に直接送り印刷できること。
    「要求あり次第」すぐに印刷できるということで、オンデマンド(on Demand)と名付けられました。
    BUSINESS名刺印刷所ではトナー方式の印刷機を採用しており、用紙に転写したトナーを熱で定着させて印刷しています。

    オフセット印刷のメリット・デメリット


    オフセット印刷 オンデマンド印刷
    オフセット印刷のメリットは、インクが紙にしっかりと密着するため、高い品質を保ちながら印刷ができることです。
    また、版を一度作ってしまえば、同じ内容の印刷物を繰り返し作り続けられ、刷れば刷るほど1枚あたりのコストを下げることができます。

    デメリットは版を作る(製版)コストが高いため、小ロットでの発注だと高単価になってしまうこと。
    また、製版に時間がかかるため、納期が長くなってしまうことです。
    加えて、版を作って印刷することが前提なので、少しずつ内容が異なる印刷物には向きません。
    あくまでも一つのものを大量に印刷するのに優れた印刷方法です。

    オンデマンド印刷のメリット・デメリット


    オンデマンド印刷 オフセット印刷
    オンデマンド印刷は小ロットの印刷で力を発揮します。
    デジタルデータを直接印刷するため、細々とした修正などデータを差し替えるのも簡単です。
    おまけに版を作る必要がないので短納期!
    以前は、オフセット印刷に比べてモアレ(印刷の仕上がりに見られる意図しない柄の出現)が生じやすいといったデメリットがありましたが、昨今の印刷技術の進歩により、オフセット印刷と比較しても遜色ないレベルにまで達しています。

    デメリットは印刷枚数が大量であるとコストがかさむこと。
    ベタ印刷(インキで紙の表面が覆い尽くされる状態)の色ムラが出やすいことです。
    また、色をCMYKの4色の掛け合わせで表現するため、特色印刷ができません。
    コーポレートカラーなどで指定色での印刷が必要な場合は別途ご相談ください。

    名刺印刷はぜひBUSINESS名刺印刷所で


    BUSINESS名刺印刷所
    BUSINESS名刺印刷所は以上の観点から、データの修正が手軽に行え、短納期で小ロットの印刷に対応したオンデマンド印刷を主に採用しています。
    まずはその出来を手に取ってお確かめいただくのが一番かと存じますので、よろしければ無料の名刺の紙見本をお取り寄せくださいませ。
    名刺やその他の印刷物に関するご相談はいつでも受け付けております。お気軽にお問合せください。

    ◆ 関連記事 ◆
    「 名刺の整理の方法 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/o-method-210528/

    「 ビジネス名刺とプライベート名刺の違い 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/b-p-20210312/

    「 DTPってなんだろう 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/dtp2021/

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  • 名刺を自作する! 印象的な差がつく名刺を作るための作成ノウハウ

    名刺は、肩書きや連絡先を知らせるカードではなく、「ビジネスの顔」としても重要なアイテムです。
    「名刺ってどうやって作ればいいの?」「人とは違う個性派の名刺がほしい!」という方のために、名刺作成の基本ノウハウをまとめました。


    名刺作成の方法は3種類


    名刺自作
    名刺の作成方法は、大きく分けて3つあります。
    もっとも簡単なのは「デザインテンプレート名刺です。
    あらかじめデザインされたテンプレートから好きなデザインを選び、作成する方法で、ノウハウを調べたり自分でデザインを考えたりする時間のない方におすすめです。
    テンプレートといっても自由度は高く、カラー変更や画像、QRコードの追加も可能です。とりあえずシンプルな名刺を自作・注文したい、名刺を初めて作成するという方はまずテンプレートをチェックしてみましょう。

    自作したデザインの名刺をかたちにしたいという場合は、自作のデザインデータをプリント注文する「データ入稿名刺を活用します。

    名刺自作
    また、デザインを自作するノウハウやアイデアはないけれど、オリジナリティのある名刺を作りたい場合は、デザイナーに名刺デザインを発注する「オーダー名刺が便利です。

    名刺作成、自作名刺のノウハウとポイント


    次のようなポイントに気を配ると、印象に残る名刺を作ることができます。

    ▶名刺作成のポイント:紙見本を取り寄せて紙質にこだわる

    名刺自作
    名刺は基本的に手渡しです。
    そのため、手に持った時の質感や風合いが名刺の印象を左右します。
    なるべく紙見本を取り寄せて、印刷する前にどのような紙がよいかを比較してみることをおすすめします。
    ビジネス名刺の多くは、オーソドックスな触り心地のホワイトプリンスや、カラーが美しく発色するスーパーファインスムースといった紙を使うのが一般的です。
    しかし、業種によってはナチュラルな風合いを出せるドリームや、クリエイティブなイメージのマットポスト、個性の強いミセスBなど、異なる質感を楽しめる紙を選択するのもひとつのアイデアです。

    ▶名刺作成のノウハウ、アイデアはテンプレートをチェック
    ■ デザインテンプレート名刺はこちら

    名刺自作
    学外活動で初めて名刺を自作する、フリーランサーとして独立するために名刺を自作する必要がある、といった場合にはどのようなレイアウトにすべきかすぐに思いつかないこともあるでしょう。
    そんな時は、まずお手本としてテンプレートデザインを眺めてみてください。
    ビジネス名刺のかっちりしたデザインからアート系の個性豊かな名刺まで、さまざまなバリエーションがあります。
    フォントや各項目の文字のバランス、色使いといったディテールを参考にしつつ、自分だけのデザインを作っていきましょう。

    ▶自作名刺の配色デザインは無料カラーパレットツールを活用

    名刺自作
    白黒名刺ではなく、色を使った名刺を自作する時は、カラーパレットツールを活用するのが便利です。
    無料のツールも多く、美しい配色やインパクトの強い色の組み合わせ、ナチュラルにトーンをそろえる色選びが可能です。
    もっとも、パソコンで見る色味とプリントの色味はどうしても若干差が出てしまうので、ウェブ上の色を完全に再現することは難しいでしょう。
    ですが、色パターンを試してみるという意味で、カラーパレットツールを使うのは有効です。
    「カラーパレット ツール 無料」などと検索するとオンラインで使えるツールが表示されます。

    ▶これからの自作名刺はQRコードが増えてくる?
    名刺自作
    ビジネスを広げる上でじわじわと需要が高まっているのが、QRコードです。
    名刺という紙媒体からウェブサイトやECサイトへとスムーズにアクセスできる点が重宝されています。
    QRコードはオンラインで簡単に作成できるので、自作名刺に掲載するのも一般的になっています。
    QRコードは任意のカラーで作成したり自社や各SNSのロゴマークを入れたユニークなコードも作成できるので、いくつかパターンを作ってデザインを考えてみてはいかがでしょうか。
    業種や活動によっては、SNS風に顔写真をレイアウトした名刺を作成するのもおすすめです。

    ▶オリジナルな名刺作成は100柄名刺の変化球もアリ
    ■ 100柄名刺はこちら

    自作名刺
    個性派名刺を目指すなら、100枚にすべて異なる柄をプリントできる「100柄名刺」サービスを利用するのもおすすめです。
    名刺を手渡しする瞬間をイベントに変えるエンタメ性の高いデザインです。
    足あとや恐竜、化学式といったラインナップで、ノウハウなしにクリエイティブな名刺演出が可能なデザインといえます。

    複業やプロボノ、活動の数だけ名刺を作成する日は近い


    名刺自作

    近年は、大企業で複業(副業)が解禁になったり、プロボノ(専門性を活かした公共的な目標のための活動)が日本でも注目されたりと、一人でいくつもの顔を持つことが珍しくなくなってきました。
    個人の活動の数だけ名刺を自作して、多種多様な自己表現を楽しめる、そんな時代はすぐそこまできているのかもしれませんね。

    ◆ 関連記事 ◆
    「 名刺交換の作法、カンペキですか? 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/nte/

    「 名刺の整理の方法 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/o-method-210528/

    「 オシャレでかっこいい名刺 」
    https://www.btool.jp/extra/tips/cool20210326/

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