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お役立ち情報

  • 挨拶状とは ― 挨拶状の由来、歴史 ―

    挨拶状 挨拶状は、企業や個人の近況を伝えるもので、相手への感謝の気持ちを書面に認め敬意を表す書状として使われています。

    現代社会では電話やメール、LINEといった便利なツールが溢れていますが、相手への感謝の気持ちを伝える際にこのようなツールを使ってしまうと「感謝の気持ちを簡略化している」といった印象を相手に持たれてしまう恐れがあります。
    日本には文書で気持ちを伝えるといった習慣があり、礼儀作法を大切にする文化があるためです。

    この記事では、挨拶状の由来・歴史を紹介していくことで、挨拶状の大切さをお伝えできれば、と思います。

    ■ 挨拶状とは

    挨拶状 挨拶状と一口にいっても様々な挨拶状が存在しますが、個人で送る挨拶状で身近なものを挙げると以下のものが代表的です。

    • ● 年賀状
    • ● 喪中はがき
    • ● 暑中見舞
    • ● 寒中見舞い

    暑中見舞いなどを、個人で送られる方は少なくなっていますが、年賀状などはまだまだ多くの方が利用されています。

    企業で送るものの代表例は以下の通りです。

    • ● 会社、事務所、営業所などの移転報告
    • ● 会社設立、社名変更、社長交代のご連絡
    • ● お礼状、詫び状
    • ● 祝賀状、招待状、案内状など

    ビジネスシーンでの利用頻度は高い傾向にあります。
    送る内容はもちろんのこと、挨拶状はその作り方を工夫することで企業のイメージや誠実さなどを相手に伝えることのできる大事なアイテムです。

    ■ 挨拶状(手紙)の由来、歴史

    ― 日本の歴史上の最古の手紙は飛鳥時代 ―

    小野妹子が遣隋使として隋の煬帝(ようだい)へ聖徳太子より託された国書はあまりにも有名です。「日出る処の天子、書を日没する処の天子に致す、つつがなきや」、これを読んだ煬帝(ようだい)は激怒したといわれています。

    こちらの国書には「謹啓・謹白」といった言い回しが使われており、現代の挨拶状にも受け継がれています。

    「謹啓(きんけい)」とは、手紙・挨拶状の冒頭に使用され、「頭語」と呼ばれます。「謹白(きんぱく)」とは、手紙・挨拶状の結びで使用され、「結語」と呼ばれます。
    どちらとも「謹んで申し上げます」といった意味を持ち、ビジネスシーンや目上の方へ手紙を出す際に使うもっとも丁寧な言葉と言えます。

    ■ 恋文が平安時代に大流行

    挨拶状 平安時代には「ひらがな」が誕生し、日常的に文字を書く習慣が定着してくると手紙が大流行しました。
    その手紙の大半が恋文(ラブレター)だとも言われており、和歌を書き記し相手に想いを伝える役目を果たしていました。
    「手紙」と言う表現が使われだしたのが江戸時代のことで、平安時代には「文(ふみ)」「消息(しょうそく)」と表現されていました。

    ところで、和歌や俳句は原則として句読点を付けないのが決まりです。
    文章は、内容を理解し言葉を理解できる人が読めば、どこが終わりか分かるといった不文律があったためです。
    これは上流階級のみが文字を使えたという歴史的背景が関係しています。

    句読点が出現したのは江戸時代と言われていますが、実は今でも句読点がない文章が正式なものであるという慣習が一部、残っています。
    そのために挨拶状や案内状、賞状には句読点を使用しないのが一般的です。
    またこれらに句読点を使用しない理由の一説には、句読点を付けるのは文章を読みやすくするための子どもたちへの配慮であるという考えから、相手を子ども扱いしないためにも、挨拶状や案内状には句読点は使用しないとされています。

    ■ 挨拶状(手紙)のルールが制定されたのは鎌倉時代

    挨拶状 飛鳥時代から鎌倉時代初期には書状に決まったルールはなく、鎌倉時代後期に「書札礼(しょさつれい)」といった挨拶状(手紙)の原型ともなるルールが制定されました。
    「書札礼(しょさつれい)」内容には「差出者・宛所の書き方」、「文面、文字の配置、文字の崩し方」、「封書の方法」など文書全般に関わる礼法が含まれています。
    弘安8年(1285年)、亀山上皇が編纂させた『弘安礼節』と呼ばれる礼式集の中にも「書札礼」が定められています。

    ■ 日本人は礼儀作法・しきたりを重んじる

    挨拶状 挨拶状の手紙の冒頭は、時候・季節の挨拶から始まります。 春夏秋冬、四季の美しさをがある日本であるからこそ、季節の移り変わりには日本人は特に敏感だと言われています。
    文章から四季を感じることが出来るのは、日本の手紙が持つ美しい伝統のひとつです。

    ビジネスの挨拶状に時候の挨拶を使用する際、「○○の候」と言った「漢語調」がよく使われます。
    個人間の手紙では、「海や山の恋しい季節となりました」と言った「口語調」が使われます。
    最近では、ビジネスにおいてもお客様に親しみやすい文章を送りたい場合などに後者の「口語調」が用いられることがあります。

    挨拶状 挨拶状ひとつ取り上げても、こんなにも深い歴史がありルールが存在します。
    厳密にこれが正解と言った形が存在するわけではありませんが、背景を理解して作成した挨拶状には必ず感謝の気持ちを伝える力があります。

    BUSINESS名刺印刷所では、挨拶状の作成から宛名印刷まで幅広く対応しているので、ぜひお気軽にお問い合わせ・へご用命いただければと存じます。

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  • 暑中見舞いの歴史

    SNSの発達とともに、年賀状や暑中見舞いというような、昔からの季節のご挨拶から遠ざかる人が増えてきました。 それでもこれらの季節の挨拶状は、まだまだ根強く残っている日本の文化に変わりなく、それぞれ特別にくじ付きはがきが発行されます。 「お年玉くじ付き年賀はがき」と「かもめ~る」です。 この記事では、歴史の長~い暑中見舞いについてお話しします。 暑中見舞い

    1.「暑中見舞い」は心温まる季節の挨拶の習慣

    「暑中見舞い」とは、正月の年始の挨拶と同じように、お盆周辺の暑い季節に大切な人を気遣う挨拶の習慣でした。 本来はどんなに遠方でも手紙ではなく、相手の元気な様子を実際に見に伺うのが通例でした。これを「季節の挨拶」といいます。 そういった「季節の挨拶」は、今よりずっと昔から、毎年、お正月とお盆周辺の2回に分けてその季節の行事のように行われていました。 この季節のご挨拶の起源は、夏のお伺いよりも年賀の挨拶の方が少し早く始まります。 年賀の挨拶の始まりは、なんと大化の改新の翌年(大化2年:646年)にまで遡り、、帝が家臣たちから新年の祝賀を受ける「朝賀」という行事が起源だといわれています。 そしてこの高貴な人々の習慣に憧れ、下々の人たちもその習慣を真似するようになります。 こうして、日頃お世話になっている人や大切な人、親族の家々を回り、昨年お世話になった感謝の気持ちを込めて、「今年もよろしくお願いします」と伝える、新年の挨拶が広まっていきました。 年賀に引き続き、お盆の時期には暑中見舞いの挨拶の習慣が広まりました。 これは、亡くなった先祖を偲びつつ、故郷の大切な人々に対し暑気伺いを行ったことが始まりです。 お盆に帰省したとき「毎日暑いですね。お元気でしたか?」 お盆の帰省前に、近所のお世話になった方々へ「毎日暑いですね。お互い暑い夏を乗り切りましょうね。今から里に帰るので……~」と挨拶をするといった具合です。 また親族やご近所でなくても、お世話になった人には感謝の気持ちを込めて「少しでも涼しい夏を」と手土産を持って挨拶に伺いもしました。 「あの方はお元気かしら」そんな思いから「暑中お見舞い申し上げます」の言葉が生まれたのです。 暑中見舞い

    2.季節の挨拶の習慣から始まった書簡の挨拶

    そうはいっても、交通手段が整っていない昔時代や、交通手段が高額だった時代には、遠方の人方へはそう頻繁に会いに行くことはができません。 それでもは、せめて気持ちだけは届けたい。「こちらも元気にしてますよ」という様子を知らせたい。 そんな気持ちから、江戸時代には書簡を送り合う風習が生まれました。 風流人の間では、飛脚を使った挨拶状が飛び交ったとか。 しかしながら、まだまだ庶民には一般的ではありませんでした。 暑中見舞い

    3.官製はがきの誕生で季節の挨拶の書簡(年賀状につづき暑中見舞い)が一気に広まった!

    明治維新により、様々な制度が次々と整えられるようになりました。 季節の挨拶状ついても、明治4年に郵便制度が創設されたことにより、飛脚よりもずっと簡単に遠く離れた人へ書簡が送れるようになりました。 その2年後(明治6年)には、書簡に比べて格安の官製はがきの販売が開始されました。 誰にでも内容が見られるというデメリットはあるものの、安価なはがきは庶民に喜ばれるものでした。 プライバシーなんてほぼないといっても良い時代です。 郵便屋さんもご近所のひとり。家の中の表面的なことはほとんどご近所に知られているといっても過言ではない時代です。そんな時代だから、はがきのデメリットにも、大きな抵抗はなかったのでしょう。 明治20年に年賀状が一足早く庶民に流通し、暑中見舞いのはがきが一般的になったのは大正時代に入ってからだとわれています。 暑中見舞い

    4.年賀郵便制度についで夏の挨拶(暑中見舞い)の制度も

    現代の年賀郵便制度が整ったのは明治32年ですが、現代のようなお年玉付年賀状が始まったのは昭和24年、戦後のことでした。 そしてお年玉付年賀状から遅れること半年の昭和25年。プレゼント付の暑中見舞いの「かもめ~る」のサービスが始まりました。 このお年玉付年賀状やプレゼント付のかもめ~るは、大変な人気を博し、遠方の人だけでなく、日頃顔を合せる身近な人にも送られるようになります。 当選番号が「当たった!」「外れた」、そんなワクワク感を送り合う習慣は、日本の「おもてなし」の心の表れようにも思います。 暑中お見舞

    5.ウィズコロナで会えない大切な人へこころをこめて暑中見舞いを送ろう

    SNSの発達で、手紙やはがきのような、文字を書く習慣や、相手に届くまでの時間と返信を待つ時間との「ときの流れを楽しむ」という風習が薄れつつあります。 また、手紙と縁遠くなったためか、季節にちなんだ「時候の挨拶」や「結びの言葉」といった手紙のマナーも参考文献を見ながら書くのがやっとという人も多いのではないでしょうか。 インターネットの普及で、できる限り早く即答を行う「即レス」、が一般化し、合理主義に全てが染まりつつあります。 ビジネスシーンにおいても、会社や世代によっては挨拶回りを時間の無駄だと考える人も増え始めました。相手の趣向を考えて、手土産を悩む時間さえ勿体ないという人もいます。 それでも、ウィズコロナの時代に突入した今だからこそ、あえて非合理的とも思える暑中見舞いを出してみてはいかがでしょうか。 この夏は帰省できない方々が数多くいます。故郷の大切な方へ、そして故郷を思い帰省しないと判断した人へ、あなただけの手書きの文字を一言添えて暑中見舞い を出してみませんか。 きっとその暑中見舞いを受け取った人には、夏とまごころも一緒に届けられるはずです。 暑中見舞い

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  • 年賀状の歴史

    年賀状 歴史
    年賀状は新年の祝いが書き添えられ、新年に届くように送られる挨拶状です。
    SNSの普及により、2003年をピークに年々送付数が減少している年賀状ですが、まだまだお正月の風物詩の代表は譲れません。
    親戚や、友人、仕事で関わりのある方など、お世話になった人への感謝と引き続きの友好の気持ちを込めて送られる年賀状は手元に届くと嬉しいものです。
    今回はそんな年賀状についてのお話です。

    年賀状 歴史 ご挨拶

    ■年始の挨拶回り

    年賀状の歴史を紐解くには、まず「年始の挨拶回り」の風習を知らなくてはなりません。
    現在でも、お正月に親戚一同集まって「あけましておめでとう」を言い合うのが恒例行事という方も多いのではないでしょうか。
    この「年始の挨拶」の歴史は古く、大化2年(646年。なんと大化の改新の翌年です!)には「朝賀」という行事が行われていた記録があります。
    朝賀とは元旦に、帝が家臣から祝賀を受ける行事です。「朝拝」や「みかどおがみ」とも言われました。
    行事の名前そのままに、政治や祭祀の頂点にあった天皇へ拝謁し、新年の祝賀を述べることが一年の始まりだったわけです。

    年賀状 歴史
    さて、尊い方々の風習は真似したくなるのが人の常。貴族から武士、庶民へと文化の波が広がるごとに少しずつ変化や簡略化が進んでいきます。
    年始の挨拶の風習は「年始回り」と新たな名前を得て、大正時代頃まで一般に広く行われました。
    お世話になった人や親族の家をまわって挨拶する人の群れで往来が混雑するほどだったとか。

    年賀状 歴史 名刺
    しかしながら、「年始回り」で知り合いのお宅へ伺っても、家主がいるとは限りません。
    その人も「年始回り」で不在にしている可能性があるわけです。
    そんなときは玄関にある「名刺受け」にお祝いの言葉を書いた名刺を入れて、「年始の挨拶」の代わりとしました。
    自分で自分の年賀状を、直接相手方のポストに入れているようなものですね。

    年賀状 歴史 名刺
    また、「年始回り」が近所だけで済めばよいですが、交通網の発達などから時代を経るごとに人付き合いの輪は広がります。
    とてもじゃないが足を伸ばせないほど遠くに住んでいる人もいるわけで、そういった人には書状で年始の挨拶を済ますのが通例となっていました。
    飛脚を使った年始の挨拶状。まさに年賀状ですね。

    年賀状 歴史

    ■年賀状の大流行

    年賀状を出すことが急速に一般化したのは明治4年(1871年)の郵便制度の開始がきっかけです。
    2年後の明治6年(1973年)に郵便はがきの発行が始まり、安価に郵便を出すことができるようになりました。
    これに目をつけたのが当時の上流階級や知識層の方々。
    はがきは他人に内容を見られる可能性があることはデメリットですが、年始の挨拶状は「謹賀新年」などの賀詞と名前だけでも十分事足りるものです。
    封書で送っていた「年始の挨拶状」を、記入スペースの限られた安価な「はがき」で送るようになります。
    こうして、はがきの年賀状は徐々に一般にも広がり、明治20年(1887年)頃には年中行事の一つとして身近なものになっていきました。

    年賀状 歴史
    さて、当時の郵便物は手紙を受け付けた郵便局と、実際に配達をする郵便局とで消印が2つ押されるものでした。
    年の始めの挨拶状。せっかく受け取るなら消印は「1月1日」のものが良いに決まっています。
    その結果、受付局か配達局の「1月1日」の消印を狙って、多くの人が年末と元日に郵便局に押しかけるようになりました。
    郵便局員は文字通り不眠不休で消印作業にあたり、押印担当者の手は豆で腫れ上がるほどだったとか。

    年賀状 歴史 郵便配達
    あまりの事態に、明治32年(1899年)には指定局での「年賀郵便」の特別取扱が始まりました。
    12月20日~30日の間に指定の郵便局に年賀状を持ち込めば、「1月1日」の消印で新年に配達が行われるというサービスです。
    この措置がうまくいったのでしょう。
    干支が半周した6年後の明治38年(1905年)には全国すべての郵便局で「年賀郵便」のサービスを受けられるようになり、明治40年(1907年)からははがきの表に「年賀」という表記があればポスト投函でも「1月1日」の消印がもらえることになりました。

    年賀状 歴史

    ■お年玉付年賀はがき

    その後、日中戦争や太平洋戦争によるあらゆる物資不足や自粛ムードから、年賀状は一度日本の歴史から消え去ります。 年賀状の特別取扱が復活するのは昭和23年(1948年)のこと。
    この年の年賀状の数は戦前のピークの半分にも満たないものでしたが、翌年の昭和24年(1949年)にはとある画期的なアイディアで日本中に年賀状が飛び交うことになります。
    「お年玉くじ付き年賀はがき」が販売されたのです。
    年賀状 歴史
    この「お年玉くじ付き」というアイディアは実は民間人から提案されたもの。
    「年賀状が戦前のように復活すれば、お互いの消息もわかり、うちひしがれた気分から立ち直るきっかけともなる」という思いが込められていました。
    特賞:ミシン、1等:純毛洋服地、2等:学童用グローブ、3等:学童用こうもり傘、4等:葉書入れ小箱、5等:便箋封筒組合せ、6等:記念切手といったラインナップ。
    子供用の賞品が多いのはベビーブームという世相が反映されたのでしょう。
    「お年玉くじ付き年賀はがき」は大ヒットし、日本は再び活気付きました。

    年賀状 歴史
    こうして年賀状の歴史を見ていくと、年賀状は送る相手への感謝だけでなく「私は元気でやっています」という自分の安否報告の意味合いもあることがわかります。
    顔を合わせての挨拶から、書状での挨拶へ。人との関わりや、人付き合いの輪の広さが変わるごとに変化していった年始の挨拶。
    身近な人にはもちろん、なかなか会えない人へ、「お変わりありませんか。私は元気でやっていますよ。」という気軽な気持ちで、今年の年賀状を送ってみませんか。



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  • 名刺印刷のプロに名刺の作成を依頼するとメリットがあります!

    社会人として働いていていると、手元に名刺を用意しておく事が必要になってきます。 名刺作成をする手段の一つとして、名刺印刷のサービスを行っている会社に依頼をする方法があります。今回は、そうした名刺印刷サービスのプロに名刺の作成を依頼する7つのメリットを紹介します。


    1.現在使用している名刺のデザインをそのままで利用したい

    名刺印刷のサービスを行っている会社なら現在使用している名刺のデザインで名刺の作成に対応してくれる場合があるのがポイントでしょう。

    会社から今と同じ名刺を作成するように指示されている方や、今の名刺のデザインが気に入っていて別のデザインに変えたくない方にとっては魅力的な筈です。今の名刺と同じデザインのものを作成したいけれど、自分ではどうしたらいいか分からない場合にも便利です。

    ビジネス名刺印刷所には「そのまんま名刺」というサービスがあります。 イラストレーターなどのデータが無い場合でも、今お使いの名刺を郵送していただいたり、スマートフォンで撮影した写真や現物をスキャナーでスキャンしたものをお送りいただければ、そっくりな名刺を作成いたします。

    2.見栄えの良い名刺が出来上がる

    名刺作成の実績のある会社に依頼した方が、自分で作成するよりずっと仕上がりの見栄えは良くなるでしょう。

    もちろん自分でも名刺を作成する事は可能ですが、プロによって作成されたものと比較すると、どうしても見劣りしてしまう場合があります。自分で作成した名刺を仕事関係で使用した事で、相手の印象が悪くなってしまった事例すらあるようなので、お仕事で使う名刺の作成はプロに依頼したほうが良いかもしれません。

    3.自分で名刺作成に必要なツールを用意しなくて良い・時間が省ける

    経験のない人であっても、名刺の作成に挑戦できる時代になったとは言え、自分で名刺を作成する為には名刺を印刷する用紙、パソコン、プリンターなどを用意する必要があります。
    名刺印刷のサービスを行っている会社に依頼をすれば、自分で名刺作成に必要なツールを用意しなくても、名刺が出来上がるのがメリットでしょう。

    また、名刺印刷のサービスを行っている会社に名刺の作成を依頼する事で、自分で名刺作成に費やす時間が省けます。

    今まで全く名刺作成をした経験のない人が、自分で作成するとなると、スムーズに行かずに時間が掛ってしまっても不思議ではありません。出来上がりに満足がいかなかったり失敗したりして、作り直す破目になり余計に時間が掛ってしまう事態も有り得るでしょう。

    お仕事が忙しい方の場合、名刺の作成をプロに依頼した場合のコストと、ご自身の貴重な時間が名刺作成という仕事以外のことに取られてしまう事を比べてみられるのも良いかもしれません。



    4.名刺の試し刷りをしてもらえる場合がある

    特に大量に名刺の作成をする場合、色みやレイアウトなど、どんな仕上がりで印刷されるのかを確認しておきたいものですよね。名刺印刷のサービスを行っている会社なら、依頼する前に試しで名刺の印刷をしてもらえる場合があるのが嬉しい点です。

    ただ、このように会社に名刺の印刷の試し刷りをしてもらおうとする時は、事前に料金が掛るのか、掛るのであれば料金は幾らなのかを確認しておきましょう。

    ビジネス名刺印刷所の場合、新規でご注文のお客様には「試し刷りの無料サービス」を行っております。仕上がりを確認してからご注文いただけますので、どうぞお気軽にお申し付けください。

    5.名刺のデザインテンプレートをアレンジをしたい

    名刺印刷のサービスを行っている会社では、テンプレートを利用して注文できる名刺のうち、選ぶことができるデザインテンプレートの数が何百種類もあったりします。やはり、名刺を作成する時に選択可能なデザインテンプレートが豊富なのは、嬉しい点です。

    会社によっては、名刺のデザインテンプレートのアレンジをする事が可能な場合もあります。
    「一から名刺のデザインをして貰う気はないけれど、元からあるデザインテンプレートをアレンジするのには興味がある」という方は是非検討されてみては如何でしょうか。

    ビジネス名刺印刷所ではテンプレートを選んで作成した場合でも、種類によってはデザインの変更に柔軟にご対応させていただきます。
    例えば文字の色やQRコード、顔写真の追加などは殆どの場合、無料で変更が可能です。



    6.作成を依頼した名刺を短期間で出荷してほしい

    作成された名刺が直ぐに欲しい人もいると思います。そうした人の為に名刺印刷のサービスをする会社では、依頼してから短期間のうちに作成した名刺を出荷してもらえる事があるのです。

    早ければ、名刺の作成を依頼した次の日には出荷してもらえる場合もあります。急ぎで名刺が欲しい方は、短期間で名刺を作成してくれる会社に依頼をしてみてはいかがでしょうか。

    弊社では、基本的にはご注文の翌営業日の出荷が可能です。(諸条件あり)

    7.名刺印刷のサービスを行っている会社のデザイナーの力を借りられる

    名刺印刷のサービスを行っている会社では、依頼して名刺の作成をする際にデザイナーの力を借りられる場合があるのがメリットです。「自分で名刺のデザインをしてみたいけれど、自分だけでは上手くデザインできる自信が無い」という方には、嬉しい利点でしょう。

    弊社で「オーダー名刺」対応もさせて頂きます。




    『 まとめ 』


    【名刺を作成したいならプロに依頼をする事を考えてみては?】

    現在、法人や個人の方で名刺の作成をする必要に迫られている場合はあると思います。そんな場合は、名刺印刷のプロである会社に名刺の作成を依頼する事を考えてみてはいかがでしょうか。
    説明したように名刺印刷のサービスを行っている会社に名刺の作成を依頼するメリットは沢山あります。まだお悩みであれば、サンプルを注文できないか、試し刷りはしてもらえないかなどをチェックされると良いかと思います!

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  • オフセット印刷

    オフセット印刷とは現代の代表的な印刷技術です。

    その仕組みは、刷版にインクを付けて紙に印刷していくものですが、この刷版は直接紙に触れません。ブランケット胴というゴムを巻きつけたローラーに一度インクが移り、ブランケット胴を介して紙にインクが再び転写されます。

    刷版からブランケット胴へインクを移す=「オフする」
    ブランケットから紙へインクを転写する=「セットする」

    この工程を経る為オフセット印刷と呼ばれているのです。

    オフセット印刷には枚葉印刷と輪転印刷の2種類があります。
    違いは印刷用紙の形態です。

    枚葉(まいよう)とは、一定の大きさに断裁した印刷用紙のことです。
    1枚1枚印刷する枚葉印刷に対して、輪転(りんてん)は、巻取り紙を使って印刷します。

    大雑把に例えると、コピー用紙のようにきれいに切りそろえられた紙を使うのが枚葉印刷で、
    切れ目の入っていない巨大なトイレットペーパーを使うのが輪転印刷ですね。

    単に『オフセット印刷』と言った場合、枚葉印刷を指すことが多く、
    輪転印刷の事は『オフ輪』や『輪転』と呼ぶことが多いです。
    これは輪転印刷機が新聞・広告・雑誌など大量生産を目的とした印刷物に対して使われ、
    そのほか一般の印刷物は枚葉印刷機で作られるケースが多い為、
    その使い分けから自然と呼び分けされたように思います。

    また、オフセット印刷はオンデマンド印刷とよく比較されます。
    それぞれにメリット・デメリットがありますので、ご利用の際は、
    お役立ち一覧の「オンデマンド印刷」を併せてご参照いただき、
    印刷物の用途・目的に合わせた印刷方法をお選びいただければ幸いです。
    ご利用ガイド「印刷について」にも詳しい説明がございます。是非ご参照ください。

    ご利用ガイド「印刷について」
    オンデマンド印刷

     

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  • オンデマンド印刷

    『オンデマンド(on demand)』とは、
    「請求(要求)あり次第」という意味です。

    「ビデオオンデマンド」や「オンデマンド放送」という言葉、最近はよく耳にしませんか?映画やTV放送などを、観たいときにいつでも視聴することができるサービスとして提供されています。
    具体的な例えでは、月曜9時に放送されたドラマを放送後から時間を問わず観ることができる、といった事です。
    「要求」に対し迅速に応えてくれるサービスの在り方全般に『オンデマンド』という言葉を用います。

    それでは【オンデマンド印刷】についてですが、これは必要な時に必要な部数を印刷する方法や仕組みを示す用語です。印刷技法そのものを指す言葉ではなく、オンデマンド印刷機と呼ばれるデジタル印刷機で行う、短納期・小ロット印刷を指しています。
    オンデマンド印刷では版を必要とせず、原稿データを印刷機に直接送り印刷します。【オフセット印刷】では刷版が必要ですので、この点がオンデマンド印刷の大きな違いと言えます。

    オンデマンド印刷の現在の主流は「インクジェット方式」と「トナー方式」です。
    私たちの身近にある家庭用のプリンターはインクジェット方式が多く、コンビニや会社にあるコピー機はトナー方式がほとんどです。
    これら一般の印刷機と同じ仕組みで、商業印刷として遜色ない品質と精度で印刷出来る印刷機を一般的に「オンデマンド印刷機」と呼んでいます。印刷物の仕上がりは家庭用と比べて格段に綺麗です。
    オンデマンド印刷は、「短納期が可能」「版が無く小部数の印刷が低コストで出来る」という特長があり、また印刷方式によってそれぞれの特色があります。

    • インクジェット方式のオンデマンド印刷の特色
      1枚から作れる大判ポスターの印刷に用いられることが多い
      合成紙や塩化ビニルなどの熱に弱い素材や布素材にも印刷が可能
      印刷物の素材や用途によってインクの種類を考慮する必要がある
    • トナー方式のオンデマンド印刷の特色
      名刺やはがきなどサイズの小さい印刷物の制作に向いている
      最大サイズはA3ノビ(一般には329mm×483mm)という制限がある
      特色印刷が出来ない
      熱でトナーを定着させる為、熱に弱い素材には印刷できない
      トナーの剥離性の為にオイルが使われているので、独特のテカリがある
      (テカリについてはトナー生成の技術向上で改善傾向にある)


    弊社のオンデマンド印刷は、トナー方式の印刷機を使用しています。
    ご利用ガイド「印刷について」にも詳しい説明がございますので、是非ご参照ください。

     

    ご利用ガイド「印刷について」
    オフセット印刷

     

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  • 印刷について

    いん-さつ【印刷】(名)スル
    インクを使い、版画に書き出されている文字・絵画・模様などを、紙その他の被印刷体の表面に刷りだすこと。「年賀状を-する」「-物」〔明治期には「いんせつ」とも〕

    (松村明編(2006)「大辞林」第三版,株式会社三省堂)

    印刷物は、私たちの身の周りにあふれています。
    ポストに入るチラシや、新聞、漫画、雑誌など。
    芥川賞で話題の小説本(書籍)も印刷物です。
    また、紙だけではなく普段着ているTシャツのプリント、かわいい絵柄のマグカップ、ビニール素材のショップバッグなどなど…パッと思いつくだけでこれだけあります。

    大げさに言うと、印刷は文化を支える技法と言え、社会の発展と共にその技術も多様化してきました。印刷は、古くは紀元前から始まっていたそうで、歴史のある工業技術です。

    印刷物を手にする機会は多いですが、では、私たち自身は『印刷』をしたことが無いのでしょうか?

    そんなことはないはずです。

    家庭用のプリンターで年賀状を作ったことはありませんか?
    上司に頼まれてコピー機で資料を作ったことは?
    学校で木版画・紙版画を作ったことや、芋版を掘ったことは?

    これらもれっきとした『印刷』なんです。
    確かに印刷会社が使う本格的なプレス印刷機とは違いますが、版やデータを用いて印刷する原理は同じです。

    なんとなくイメージが湧いてきたでしょうか?

    それでは、各印刷方法について別ページで説明していきます。

     

    オンデマンド印刷
    オフセット印刷

     

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  • バーコ印刷

    バーコ印刷「バーコ印刷」とは、アメリカのバーコ社で開発された盛り上げ印刷の事で、欧米では名刺などのカード類に多用されています。
    表面は光沢があり、凸凹のある独特の風合いが特徴です。

    加工方法は、特殊な樹脂パウダーを付着させて加熱処理をします。
    加熱により膨らんだ樹脂パウダーが固まると、つやつやした凸凹の盛り上がりとなって、印象的な立体感が出来上がります。

     

     

    独特の質感で目を引くバーコ印刷、活用には注意点があります。

    • バーコ印刷は片面のみ
      基本的にバーコ印刷は片面のみ印刷可能です。
    • 熱に弱い紙にはバーコ印刷が出来ない
      PP貼り後の紙や、両面アート紙、両面コート紙は熱に弱い為、バーコ印刷が出来ません。
      また、吸湿性が高い和紙やインクジェット専用紙では盛り上がりが低くなる場合があります。
      加熱処理(約180~200℃)に耐えられる紙であれば大丈夫です。
      BUSINESS名刺印刷所の名刺用紙では、
      “ミセスBスーパーホワイト”や”ジェントルホワイト”などが向いています。

     

    名刺は、自分の顔、会社の顔という役割を担っています。
    ロゴマークや強調したい文字部分などにバーコ印刷を施しますと、
    より強く印象に残る名刺になると思いますよ。

     

    → 名刺加工オプション

     

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